第一回『国際ヨーガの日』にアンマが語られたメッセージ

インドのモディ首相の提唱により、2015年から国連が6月21日を『国際ヨーガの日』としました。
当日アメリカのサンタフェでプログラムを行っておられたアンマが、ヨーガについて語られたメッセージと、そのときの様子を掲載いたします。

ヨーガについてだけでなく、心身の健康に役立つ内容も含まれておりますので、ヨーガに興味をお持ちでない方も是非お読みいただければ幸いです。
以下、アンマのメッセージの抜粋と当日の様子です。

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「今日は『国際ヨーガの日』です。昔は、ヨーガを行う特別な日を設ける必要はありませんでした。ヨーガは人々の生活の一部だったからです。残念なことに今日では、母親や父親のことを思い起こす日が必要になったのと同様に、ヨーガを実践するよう促す特別な日が必要になってしまいました。
 昔、人々は朝起きると、母なる大地に平伏してから、太陽に向かって祈りを唱え、スーリヤ・ナマスカーラム(太陽を礼拝するヨーガのポーズ)をしたものでした。祈りを捧げている間中、彼らは昇る朝日の光を浴びました。今日では、多くの国々で、10人中6?7人がビタミンD不足に陥っています。ビタミンDの不足は、アルツハイマー病などの認知症を引き起こす要因の一つと考えられています。ビタミンDレベルが正常な人でもアルツハイマー病を患うことがある、と言う人がいるかもしれません。その通りですが、この病気になっている人の大多数はビタミンDが欠乏していることを、様々な研究が示しています。またビタミンD不足は、抑うつの原因の一つとも考えられていて、日光の少ない国々でうつ病が多いのも、それが原因だと言えるかもしれません。」

 「ヨーガは健康や美容、精神の鍛錬に有益です。コレステロールを減らす助けになるので、心臓の健康維持にも役立ちます。骨も強くなります。関節炎や骨粗鬆症が急激に増えているので、これは特に重要です。ヨーガは記憶力を強める助けにさえなります。」

 「毎日少なくとも10分間、バランスのとれた運動をすることが重要です。そして少なくとも1日に10分は日光を浴びる必要があります。昨今は、皆がエアコンの効いた家を出てエアコンの効いた車に乗り、エアコンの効いた車を降りてエアコンの効いたオフィスへ直行します。自然環境に身を晒すことが殆んどありません。3キロ離れた年会費10万円のジムに子供が運転して行けるように、500万円の車を買ってあげた、などとアンマに言う人たちがいます。おかしな話ですが、とてもよくあることになってしまっています。ジムのある場所までただ歩くだけの方が、はるかに有益でしょう。人々が外に出て公園の中を3キロ、あるいはもっと短い距離でも歩きさえすれば、そういうお金を全く使わずに済み、ジムと同じぐらい運動になり、新鮮な空気が吸えて、日光も浴びられ、そうしたすべてによって、ジムに通うよりずっと健康になるでしょう。それだけでなく、ガソリンや軽油を浪費せず、有害な排気ガスを減らすことで、環境保護を手伝うことにもなります。」

 「何事も、過ぎたるは及ばざるが如しです。熱帯の国々では、とても多くの人々が日射病や皮膚ガンに苦しんでいます。バランスをとることが必要です。」

 「またヨーガは、強力な霊性の波動を生み出します。それらの波動は、自分にも他の人々にも良い影響を及ぼします。それは香水工場に入るのに似ています。工場を出た後も良い香りが体に残っていて、人々や自分を楽しませるようなものです。意識の全てを向けながらヨーガを行えば、体中の全ての細胞が浄化されます。」

 「一言で言えば、ヨーガの目的は、内的幸福を得ることです。ヨーガは特定の信仰や宗教に属するものではありません。人類の幸福のために、古代の覚者たちからわたしたちへと伝えられてきたものです。ヨーガは、わたしたちが自然とのつながりを取り戻し、最終的には神と合一する助けになります。」

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 第一回『国際ヨーガの日』を記念して特別な祝事が行われましたが、アンマは長年にわたって、ヨーガの伝統を維持し、あらゆる人々が実践できるよう献身してきました。アンマの設立した小・中・高校・大学(生徒数はインド国内で延べ10万人以上)や、毎年の『ギータームリタム・バガヴァッド・ギーター』キャンプ、アムリタプリで定期的に行われる『アムリタヨーガ』クラス等で長年ヨーガが教えられてきたのは、アンマの献身の表れです。

 『国際ヨーガの日』当日には、アンマがヨーガの恩恵について上記のような見識を語り、弟子の一人がリードして、サンタフェ・プログラムの参加者全員で簡単なヨーガの運動を行いました。
また、ヨーガの重要性と恩恵への気付きを促すために、アンマの学校や世界中のアシュラム、センター、サットサンガ・グループで、特別なヨーガの集いが開催されました。