Mata Amritanandamayi
Mata Amritanandamayi アンマ公式サイト
 
アンマの人生

アンマは、南インド、ケーララ州のへんぴな海辺の村に生まれました。 子供の頃からアンマは、皆に愛と思いやりを示していました。小さな子供の 時から、アンマはなぜ人は苦しまなければならないのだろうか、なぜ貧困 にあえがなければならないのだろうか、なぜ飢えなければならないのだろう か―という疑問を抱いていました。

アンマが育った地方の村人はほとんど が漁師でしたが、日によっては漁に出ても一匹も魚がかからないこともありま した。そうなると村人は、時に数日間にわたって食べ物を口にすることができ なくなります。アンマは、身近な村人達の生活の苦難を実際に目の当たりに することで、この世の本質を深く学んでいったのです。

子供時代からアンマは、様々な家事をしていました。家で飼っている牛 やヤギ達に餌をやることもそのひとつでした。その餌を得るためにアンマは、 毎日30軒から40軒の家々を回って、タピオカの皮や食事の残り物をもらっ ていました。

そこでアンマは、近隣の家々で人が苦しんでいるのを見ました。 老いのため、貧困のため、またある時は病気のために苦しんでいる人を見る につけ、アンマはその人達の問題に耳を傾け、傍らに座り、苦しみや悲しみ を共有し、いつも彼らのために祈りました。

時間に余裕がある時にはいつでも、そういう人達を自分の家に連れてき ては、お風呂に入れたり、食事の支度をしたり、時には家にあるものを両親 に内緒で持ち出しては、困っている人々に与えました。

まだ幼い子供達は、親を頼りにしているので、親が病気にかからないよう、 また長生きができるようにと祈ります。しかしこの子供達は大きくなると、年老 いた両親を重荷に感じるようになるのです。彼らは、「なぜ私が、両親のため にいろいろしてやらなければいけないんだろう」と思うのです。幼い頃には両 親が長生きするように祈っていた同じ子供が、今や親のために食事の支度 をしたり、衣服を洗ったり、心をこめて世話をすることが負担になるのです。

こういった人々の姿を見ていたアンマは、「世間にはなぜこんなにも多くの矛 盾があるのだろうか? なぜ本物の愛がないのだろうか? 苦難の本当の 原因は何なのだろう? 何がいい解決方法はないのか―?」 と、いつも 思いを巡らせていました。

幼少の頃からアンマは、神―真我、至高の存在―のみが真理であり、そ してこの世界が決して確かなものではないということを知っていました。いつ しかアンマは、深い瞑想に長時間を費やすようになっていました。しかし、ア ンマの両親や親戚は、アンマの心の内で一体何が起きているのかをまるで 理解できなかったのです。親達は無知ゆえにアンマを叱り、内面的な成長 を遂げようとするアンマの行動をことごとく反対するようになりました。

しかしアンマは、家族の激しい批判にも折檻にもまったく影響を受けず に、自分の内的世界に没頭しました。時にアンマは、寝食を犠牲にして一 日中屋外で過ごさねばならないこともありました。そんな時には、動物や鳥 が、彼女の世話をしてくれたのです。彼らは食べ物を運んできてくれたり、深 い瞑想の境地からアンマを呼び覚ましてくれました。

アンマは瞑想中もそうでない時も、身の回りで目にする苦難の原因を探 求していました。そしてある時アンマは、人間の苦難は各自のカルマ―つ まり過去の行為の結果にもとづいているのだと気づいたのです。しかしアン マはそれには満足せず、さらに深く洞察をしました。そしてとうとう、自分自身 の内から答えを見出したのです。

『もし、カルマが苦悩の原因であるなら、それを救うことができるのは、当人 のダルマ(本分・務め)ではないのか?』 でも、もし誰かが深い穴に落ちた ら、『あら、そんな目に遭うのは、あなたの運命のせいよ』 と言って通り過ぎる のは正しいことなのだろうか? いいえ、そうではない。穴から這い上がれる ように助けてあげることこそが、私達のすべきことなのだ、と―。

森羅万象との一体感を経験しながら、ある時、アンマは自分の人生の 目的は苦悩する人々を癒し、向上する手助けをすることであると気づきまし た。そして、それ以降アンマは、すべての人々を一人残らず受け入れ、世 界中に愛や慈愛のメッセージを広めることを自らの使命として実行し始めた のです。

そして今日、アンマはこの使命を果たすために、一年の大半をインドや世 界中を回る旅に費やしています。インドのケーララ州アムリタプリにあるアン マのアシュラム(修行場)は、この地に滞在する3000人にとってのホームで あり、またインドや世界中から連日数千人の人々が訪問するところでもありま す。アシュラムの居住者と訪問者は、アンマの示す模範から数々のことを学 び、世界平和のために奉仕する活動に励んでいます。

地球規模の慈善プロジェクトのネットワークを通じて、住む家が無い人に は住宅を建て、恵まれない人には生活保護の給付をし、病気の人には医療 を提供しています。そして数え切れないほどの世界中の人々が、この愛に満 ちた慈善事業に賛同し、支援しています。

アンマは、「結局のところ、愛だけがこの世の中の傷を癒す唯一の薬なの です。 この宇宙において、愛こそがすべてのものを結びつけるのです。この 気づきが私達の心の内で本当に理解されたなら、あらゆる不調和は消え去 り、ただ平和だけが永久に満ちあふれるでしょう」と、我々にいつも語りかけているのです。

 

 

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